Poledance Journey

ポールダンスのこと。老けない体作り。

妊娠中の「適度な」運動って、なんだろう

つわりの時期は運動どころか何も出来ず、寝てばかりでしたので、
安定期に入り、つわりが消えたときは、やっと自由を取り戻した気持ちがしました。

さてそこで、産院の先生に聞きました。「運動してもいいですか?」と。

先生の答えは、
「経過は順調なので、適度な運動ならいいですよ。
 家に閉じこもるより、散歩したりしたほうが良いですよ。」
私「・・・(うーん。散歩って運動に入るのか)
  腹筋はしてもいいですか?」
先生「えっと、程度によりますけど、、ジムで運動するのはお勧めしませんが、
  自宅で軽く腹筋するくらいなら大丈夫です。」
私「・・・(ジムって行ったことないから、どのくらいの運動量がダメなのか分からない)
  えっと、ポールダンスを習っているんですけど、
  ポールダンスって、やっても良いのでしょうか?」
先生「ポールダンス・・・ってポールの周りでダンスするものですね。
  あのくらいなら、大丈夫だと思いますけど、
  くれぐれも無理しないように。」
私「わかりました。(たぶんうまく伝わっていない。。)」


というわけで、適度な運動というのが、いまいち分かりませんでした。
母子手帳を見ても、ネットを検索しても、「適度な運動」、「ウォーキングなど」という答えしか、見つかりませんでした。


ただ、これは仕方のないことなのだと思います。
そう思う理由は二つあるのですが、
一つの理由としては、
妊婦さんの体は千差万別だから、みんなに当てはまる「適度な運動」なんて無いということです。切迫早産や切迫流産となってしまった方は絶対安静。運動なんてもってのほかですし、そうでない元気そうに見える安定期の妊婦さんでも、むくみ、貧血、高血圧、ほてり、腰痛、肩こり、眠気などの様々な症状が、複数組み合わさって体に現れるようになりますよね。その組み合わせは無限大、とは言わなくても、かなり多い。程度も一人一人違うのです。


もう一つの理由としては、妊娠・出産という分野が、まだまだ未知の領域であるということです。例えば、なぜつわりが起こるのか、分かっていないそうです。なので、つわりに効く薬もありません。ただただ耐えるしかないのです。また、妊娠糖尿病も、体重が急激に増えるとかかりやすいと言われていますが、明確な原因はわかっていないそうです。


なので、お医者さんでも、各妊婦さんの運動量をアドバイスするのは難しいですし、医者の仕事は「無事に出産させること」なので、運動に対しては慎重にならざるを得ません。


やっぱり、自分に合ったマタニティエクササイズは、自分で探すしかありません。ネットで検索したり、産院で妊婦体操を習ったり、マタニティヨガに行って、その動きを覚えたり。
その中で、私が一番やり易く、参考になったなぁと思う動画を一つ紹介します。このブログで過去にも載せたヒトミちゃんのYoutubeより、妊婦さん向けの動画です。
一週間分あるので、その曜日に合わせてやってもいいし、私はとくにMonday(むくみ解消)、Wednesday(お尻のたるみ解消)、Saturday(脚痩せ)がお気に入りなので、この3つをローテーションしてます。
www.youtube.com

妊婦さん向けとはいえ、脚痩せの動画では、スクワット30回、低い位置でのスクワットも20回、プラス他の動きも含まれていて、とくに体重の増えた妊婦さんにとっては結構強度高めです。でもヒトミちゃんの笑顔につられて、頑張れてしまいます☆

ただ動画でも冒頭に注意があるように、妊娠中の自分にとって「適度な運動」かどうか見極めて運動しましょう。
①自分がエクササイズをしても大丈夫な状態かどうか、お医者さんに確認すること
②エクササイズ中に苦しくなったり体調が悪くなったら、すぐにお休みすること
③エクササイズ後に出血があったら、お医者さんにかかること

それから、マタニティヨガで教えてもらったのですが、妊娠中は関節が柔らかくなっているので、柔軟を頑張りすぎると逆に痛めてしまうことがあるそうです!エクササイズも柔軟も、自分の体を見極めながら、ですね!