老けない、太らない、病気にならない　２４時間の過ごし方（感想）

根来秀行さんの本を図書館で借りましたが、とても良かったのでご紹介します。

今までポールダンスの話ばかり書いていたので、突然健康の話？ってかんじですが、

私は、ポールダンスは３３から始めて、いまは３４です。
筋力０柔軟性０からそれなりにがんばって、前より筋肉も柔軟性もつきました。

でも３０半ばといえば、一般的には、働き盛りとはいえ体力は徐々に落ち、老化が始まるころですよね。
私にはポールダンスで叶えたい夢がありますが、
年齢的に叶うのか、焦る気持ちがあり、そのことを考えるとちょっと憂鬱になっていました。

そして悩んだ結果、たどり着いた結論が、

「老けなければいい」

ということでした。（←え。）

考えるまでもないですね。老けなければいい！
というわけで、私アンチエイジングがんばります。

根来さんは医師、医学博士でハーバード大客員教授だそうで、

老化には2種類あって、
「避けられない老化」＝細胞の数やホルモン分泌量が少しずつ減少する老化
「避けられる老化」＝外部からマイナスの要因が加わって起きる老化
があるのですが、

この「避けられる老化」をどうすれば避けられるのか、
いろいろな医療の研究結果をもとにしながら、
一般人にも伝わるように解説してくれる本でした。

私的に理解した１番のポイントとしては、

睡眠中に、若返りに効くホルモンをたっぷりと出し、
傷ついた細胞をメンテナンスすることで老けない！
そのホルモンを最大限に出し、効率よくメンテナンスに使うためには、
「体内時計」を整える必要がある！

ということ。

正直、今まで、
朝起きたら朝日を浴びて体内時計をリセットしましょうという情報を目にしても、
規則的な生活を送りましょうと言われても、

どうせ通勤したら光浴びるし。
土日は遅くまで寝ていたいし。
なんでそんな必要があるのか分かりませんでしたが、

すべては、体内時計を整えて老けないためだったんです！！

体内時計を整えるには、どうしたらいいのでしょう。
答えはとってもシンプルで、
「規則的な生活をおくる」。
もう、これが基本のキなのですよ。

もちろん食事内容も大切。適度な運動も大切。なのですが。

食事や運動に気を使っていても、
食事と睡眠の時間を決めて、平日も休日も守るっていうことの大事さが、
浸透していないのではないか、と思うのです。
いや自分のことなんですけどね。

平日は朝起きれても、土日は昼間で寝てしまって、食事は食べたい時間に食べるとか、ね。
やっちゃいますよね。

この本を読んで、その仕組みを理解してからは、
平日も休日も決まった時間に寝て、朝も決まった時間に起きるようになりました。
むしろそうしないとヤバい！（老ける！）と思うように。

で、この生活を続けて1週間ほどすると、
今までは1時、2時になっても眠くならないけど、時間になったから眠る。
という状態だったのが、

就寝時間が近づくと自然と眠くなるようになりました。

これすごいですよね。（え、すごくない？普通？）
体が整ってきましたよね。
Yes！老けない！

それに、少し太りにくくなったし、肌の調子もいいです。

ほかにも、
何時にトレーニングをするのが効率がよいのか、
味覚が高まる時間は何時か、
食事についても、とても興味深かかったです。

アンチエイジングって見た目のことだけにフォーカスされがちですけど、
どんなに寿命が長くなっても、健康な体のまま生きていくために、
とっても大事ですよね。
おすすめです。

Poledance Journey