産後のお腹ぽっこり解消法～腹筋よりも大事なこと～前編
赤ちゃんが出てきたのに、へこまないんです。1～２ヶ月経てば子宮の大きさもほぼ戻るはずなのに、戻らないんです。まだ誰か入っているの？と聞きたいんです（違う）。
産後のぽっこりお腹問題。
産後6週間たって、帝王切開の傷も癒えたころからは、腹筋運動をがんばりました。最初は腹筋ゼロの状態なので、1分運動しただけでも疲れていたのですが、すこしずつ長い時間でも運動できるようになり、産前にやっていた腹筋動画をなぞることができる程度には回復したのです。なのに、お腹ぽっこりが解消されませんでした。多少の改善は見られたものの、お腹ぺったんこにはならない。
産後ガードルを試してみた
産後ガードルとは、骨盤やおなか、お尻周りをぎゅっと締めてくれるガードルのことで、骨盤を締めたり、骨盤を支える筋肉の回復をサポートしつつ、たるんでしまった下腹部やお尻を正しい位置に戻し、ボディラインを整えてくれるらしい。
お値段にして千円から1万円台のものまで、さまざまなものがあります。
私は3千円のものと、1万5千円のものを買って試してみました。
3千円のものは、きついスパッツみたいな感じ。1万5千円のものは、スパッツに加えてお腹周りを締めてホックで留めるような部分がついています。どちらも履くと腰回りが安定して、とくに産後間もないころは、歩きやすくなりました。さらに1万5千円のほうは、生地に保温効果があるらしく、お腹やお尻を温めてくれました。
肝心の、ポッコリお腹に効果があったかどうかというと、たしかに脂肪が少し押し込まれたような・・・。ただ、決定的な効果というか、オオ！みたいな実感は無かったかなあ。
こんな本と出合いました
そんな中、図書館でたまたまこの本を目にして、わらにもすがる思いで読んでみました。
これによると「お腹の奥のインナーマッスルが固くなっていると、何をやってもやせない」と。
お腹をさすってやわらかくしていく方法を紹介している本でした。
・・・わたしは説明が下手なので、気になる方は本を見つけてみてくださいm(- -)m
お腹が硬くなっているかどうかは、仰向けに寝て腹式呼吸をしてみると分かるそうです。お腹を膨らませたりへこませたりしようとしても、硬いと動いてくれません。それと、お腹が柔らかくても背中が凝り固まっていると、背中はインナーマッスルとつながっているので、やはり痩せにくい、とのこと。
産後ママさんは、下腹が硬くなっていることが多いそうです。
早速やってみると、そのときは、腹式呼吸でお腹は全体的に動いているように感じましたが、今から考えると、やはり下腹のへこみ方が弱かったです。それと背中がガッチガチに凝っていました。
これはマッサージが必要だぞ！と思いました。
残念なのは、この本ではマッサージのやり方も紹介しているのですが、「タテにさする」「ヨコにさする」「ナナメにさする」という文章と簡単なイラストしか掲載されていないので、具体的に腹のどこをどうさすればいいのか、どのくらいの力を入れればいいのか、分かりませんでした。仕方がないので、
超てきとうにマッサージしたりストレッチしたり。
私のマッサージは、超てきとうなので、説明できない（笑）
ただ、腹式呼吸をするだけでも、インナーマッスルがほぐれてマッサージ効果があるそうです。
ストレッチは、お腹をひねるストレッチが効きました。
やり方はいろいろありますが一例として、hitomiちゃんの動画の、冒頭で紹介しているストレッチ。
動画よりも時間をかけてじっくりストレッチするのがオススメです。
マッサージやストレッチをして良かったのは、へこませたい下腹の筋肉をきちんと意識することができたことです。
いや、最初から私は意識できている！・・・と思っていたのですが、今から考えると、下腹の内側のインナーマッスルではなく、外側の腹直筋や背中の筋肉を使って腹筋運動をしていました。がんばって運動をしていても、なかなか下腹にアプローチできていなかったのです。私はできていると思っていても、一度ためしにマッサージ・ストレッチをしてみるといいですよ。
後編はまたのちほどー
